ことだまの元
投稿日:2011年8月8日
クリニックの検査スペースに掛けられている一枚の絵。画家白木ゆりさんの銅版画です。
開業のお祝いにと、お世話になっているYさんご夫婦からいただきました。気に入っている作品だったので、すごく感激しました。
この作品を初めて観たとき、何か黄色い物体が産まれ出てきているみたいだと感じました。
気になりタイトルを見ると「ことだまの元」
そこでまた、ホォっと得心した気分になりました。
発せられた言葉に宿っていた何ものかが、光を放ち、膨み始めて、今まさに殻を破ろうとしている。自分なりにそんな風に解釈しました。
一枚の絵画は千の言葉を語ると言います。
白木さんの意図とはズレているかも知れませんが、こんな見方